新しい仕事のカタチで事業と組織をアップデートする

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誰もが可能性を諦めず、自分らしい選択ができるように。伴走にコミットする戸辺が語る、LiBならではのキャリア支援

2022年1月に入社した、「LIBZ エキスパート」のキャリアパートナーの戸辺。「これまで頑張ってきたからこそ選べる選択肢」を提案し、生き方に働き方を合わせるキャリアを支援したいという思いでジョインしました。「誰かの力になりたい」という気持ちをモチベーションに、まさにキャリアの「パートナー」として一人ひとりに丁寧に寄り添う彼女の、仕事に対する思いを聞きました。

「人生の転機に関わる仕事」がキャリアの軸

ー これまでのキャリアについて教えてください。

これまで一貫して、「人生の転機」に関わる仕事を選択してきました。昔から人が好きで、特に人生のストーリーや、人それぞれのドラマが好きだったんです。目の前の人が、どんなことが好きで、どんな仕事をしていて、いつもどんなことを考えて生きているのか…すごく興味が湧くんですよね。そして自然と、その人を支えたいと思ってしまうんです。

新卒では、人生の一大イベントであるブライダルの仕事がしたくて、冠婚葬祭の会社に就職しました。そこで配属されたのは人事部。2年半ほど新卒採用に携わったのが、今の仕事の原点になっていると思います。

採用業務はとても楽しかったのですが、結婚式の現場の仕事への憧れを諦めきれず、別のブライダル会社の営業職に転職。しかし、新規獲得に特化した業務に違和感を抱いてしまい、「人生の転機に関わる」を軸に次のキャリアを考え、大手の人材派遣の会社に入りました。そこが、人材業界のキャリアのスタートになります。

アシスタントとしてコーディネーターのサポートに3年半ほど従事したのち、別の会社に移り、派遣コーディネーターを経て、新卒紹介エージェントの仕事に就きました。ここでの経験が、私のコアなキャリアになっています。

対峙する相手は大学生で、多くの方は「社会人になる」ということに対して漠然としたイメージしかないまま就活をしています。そこに介在し、やりたいことは何なのか、どんな仕事が向いているのかを一緒に考えながら伴走していくことは、自分の存在意義を強く感じる仕事でした。人生の大きな節目に立ち会えるので、やりがいも大きかったですし、天職だと感じていました。

ー そんな中、転職を考えたのはなぜだったのでしょうか?

産休育休期間を含めて8年ほど経ったタイミングで社内異動があり、商業施設向けのパート・アルバイトの紹介事業に携わることになったんです。時間の制約のある方向けに、アパレルや飲食の店舗スタッフの仕事を紹介する仕事でした。しかしほどなくしてコロナ禍に突入し、それらの職種はなかなか厳しい状況に。価値観も生活様式も変わっていく中で、限られた時間の中でも働きたいと考えている人たちに、もっと幅広い職種で、多様な選択肢を与えられないか…そう考えていた時に、LiBに出会ったのです。

 

頑張ってきたあなただから、選べる働き方がある

ー LiBとの出会いのきっかけは何だったのですか?

Instagramの広告がきっかけでした。なにげなくスマホを眺めていたら、「頑張ってきたあなただから選べる働き方がある」という、当時のLiBzCAREER(現LIBZ)のコピーがスッと目に飛び込んできて。自分のやりたいことを不器用なりに一生懸命やってきた自分に、真っすぐに刺さったんですよね。

そこから会員登録して、いくつか求人を検討する中で、LiBにも応募したのです。キャリア支援の仕事を今後もずっと続けるには、年齢的にももっと裁量のあるところで力をつけておきたいという気持ちもあり、企業規模は問わず、今の自分にフィットする環境を選ぼうと思っていました。

LiBは、会社紹介資料などでオープンに情報公開しているところや、面談でお話した担当キャリアパートナーの方の熱意に惹かれて、選考に進むことにしました。特にキャリアパートナーの方は面接の直前まで電話でフォローをしてくださって、こんなに親身になって一人の候補者に寄り添うのか!と感動したんですよね。というのも、自分もこの仕事が長いですし、一人の人に対して諦めずに伴走したいという気持ちが強いので、シンパシーを感じたんです。この会社なら私も頑張れるかもしれない、と思わせてくれました。

ー 面接での印象は覚えていますか?

上長となる佐藤、取締役の近藤、代表の松本と面談しましたが、それぞれキャラが全く異なるものの、一貫して安心感があったことを覚えています。特に、質問の背景まで丁寧に説明してくださったのが印象的でした。自分もキャリアカウンセリングの仕事をしているからこそ、スッと腹落ちできる質問ばかりで、違和感なくコミュニケーションできた気がします。この丁寧なコミュニケーションは、LiBのカルチャーかもしれないですね。

ー 入社後の印象はどうでしたか?

会社の雰囲気はイメージ通りでしたが、リモートワークのためのツール類を使いこなせるようになるまではだいぶ苦労しましたね(笑)。皆さんのSlackの返信スピードの速さには本当にびっくりしました。慣れるまで大変でしたが、入社時から3か月間、メンターの方に毎日30分の1on1をしていただき、その日の疑問をその日のうちに解決することを繰り返しているうちになんとなくできるようになっていきました。チームの皆さんは、私が疑問を発信するとすぐに助けてくれたので、孤独感はまったく無かったです。

 

「点ではなく線」のキャリア支援に挑戦したい

ー 今の仕事について教えてください。

リモートワークのフリーランス求人を紹介するエージェント「LIBZ エキスパート」のキャリアパートナーに従事しています。個人の方の面談から就労決定までの伴走はもちろん、企業向けのサービス説明や、求人作成、契約書作成なども行います。さらにカスタマーサクセスとして、就労開始後のサポートも個人・企業の両面で対応します。

前職までは基本的にキャリアアドバイザーとしての個人様対応が100%でしたので、今は多岐にわたる業務のバランスを取るのに試行錯誤する日々です。特にカスタマーサクセスの対応は突発的に発生することも多いため、忙しさの波に飲まれてしまいそうなときもあります。

そんな時に自分を支えるのは、やっぱり「この人のためになんとかしたい」という気持ち。「人」に関わることは絶対に疎かにしたくないし、諦めずに伴走したい。その想いで前に進んでいます。また、チームのメンバーにも支えられています。困っていたら一緒に考えてくれたり、会員様への声がけのアドバイスをくれたりと、チームワークで解決しようと動いてくれるんです。お客様に対してはもちろん、一緒に働く仲間に対してもホスピタリティが高いメンバーばかりなので、本当に心強く思っています。

心強いメンバーのおかげで、フルリモートでも孤独感はゼロ!

 

ー 印象に残っているお仕事はありますか?

1件1件、それぞれに思い入れがあるので一つには絞れないのですが、やはりこのサービスは子育て中の30〜40代の方のニーズが非常に多く、抱えている葛藤もよくわかるので、親近感を持ってご支援できますね。私に刺さったあのキャッチコピーのまんまですけど、「これまで頑張ってこられた過去があるからこそ、選べる選択肢がありますよ」と、自信を持って背中を押すことができています。

一方で、20代の方をご支援したこともありました。ご経験は浅いもののポテンシャルが高い方で、お会いした役員の方と相性が良く、未経験で人事のポジションに正社員として入社が決まったというケースでした。ご本人の今後のキャリアを考えると良い選択だったと思っていますし、サービスのさらなる可能性を感じられるご支援でした。

ー 今後チャレンジしたいことがあれば教えてください。

今LiBでは、「点ではなく線」でのキャリア支援に力を入れています。LIBZ エキスパートでは、業務委託での就労をファーストステップとして、双方にて相性を見極めた上で社員に転換するという事例が増えています。そういった長期目線のキャリア支援に、積極的に介入していきたいと考えています。私が入社後にご支援をして就労した方が、働き始めてからちょうど半年ぐらいになります。目の前のお仕事にも慣れ、今後について考え始める頃だと思うので、次のステップへのご支援にチャレンジしていきたいですね。

 

フルタイム転換後、自分らしいバランスを模索中

ー 働き方についてもお聞きしたいのですが、以前noteで、フルリモートで働くことによって時短からフルタイムに戻すことができたと書かれていましたね。

はい。フルリモートになり、通勤時間がなくなったことで、子どもの朝の送り出しができたり、帰ってきた時に「おかえり」と言えるのは良いですね。行事などでちょっと中抜けすることができるのもありがたいです。特に小学校に上がると平日に対応することが増えるので、フルリモート・フレックスは本当に助かります。

一方で、PCがそこにあればいつでも仕事ができてしまう環境なので、もっとメリハリをつけたいというのが今の課題です。やっぱり仕事が好きですし、お客様対応は手を抜きたくないので、ついとことんやっちゃうんですよね(笑)。自分なりに上手にバランスを取れるようになりたいと思っていますが、毎日申し訳ない気持ちで「お先に失礼します」と言っていた時短勤務の時代に比べると、納得がいくまで頑張れるのは自分に合っているように思います。

ー 育児との両立で、なにか工夫されていることはありますか?

夫が土日休みではないので、週末は子どもの習い事を入れているのですが、その待ち時間にマッサージに行ったり、ちょっと近所をぶらぶらしたりして、リフレッシュする時間を作るようにしています。細切れの短い時間でも、一人でホッとする時間がすごく大事なんです。以前はランニングとかも好きだったんですけど、今は運動する時間があるならマッサージに行きたいと思っちゃいますね(笑)。

 

こんな人と働きたい

ー LIBZ エキスパートではキャリアパートナーを募集中です。どんな人が活躍できると思いますか?

まず第一に、LiBの理念に共感していることが大事ではないでしょうか。その上で、一人で頑張るというよりは、チームワークで、お互い影響を与え合ってコトを成し遂げるのが好きな人が合うと思います。

ベンチャーなので、会社の方向性が変わることも多い中で、共通認識を持ってゴールを目指していけると強いと思います。私は、LiBのミッションの言葉にもあるように、一人ひとりの可能性を諦めず、全力投球でご支援するカルチャーがとても好きなんです。強いご経歴の方がキャリアを選択できるのは当たり前。でも、そうではない方でも、ちゃんと一人ひとりの長所を活かして、その人らしい選択ができるように応援をする。その姿勢やプロセスがLiBならではで、本当に大好きです。そんな仕事を一緒にできる仲間が増えたらうれしいですね。

 

戸辺さんってこんな人!

★仕事でいちばんアドレナリンが出るのはどんな時?
個人様のご意向が高い、かつ、企業様の採用意欲が高い状況下で面接対策をしたり、伴走しているとき。

★今プライベートでハマっていることは?
ハマるほどのめり込むタイプではないですが…韓国ドラマ「キム秘書はいったい、なぜ?」を見て以来、パク・ミニョンが好きです。
あとは、産後に雑誌「VERY」がバイブルだったので、滝沢眞規子さんが7年くらいずっと好きです。

★戸辺さんが思う「LiBあるある」を教えてください!
ちょっとしたつぶやきなど、ささいな発信内容でも必ず誰かしらが拾ってくれること。
みんな忙しい中なのに、かまってくれてありがたいです(笑)。

★戸辺さんにとっての自分らしい仕事のカタチとは?
「人の介在意義」があること。自動化・効率化できることはシステムや仕組みに存分に任せて、
自分自身は「人の介在価値」を感じられる仕事にこだわって取り組んでいきたいです!

 

【採用募集】
LiBでは、キャリアパートナーを募集しています!
以下より、お気軽にお問い合わせください。

キャリアパートナー
https://herp.careers/v1/libcorp/FCIuspNntCmZ

 

インタビュー・ライティング:高嶋 朝子(株式会社LiB)
撮影:外岡 仁美(株式会社LiB)

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